【ご報告】グリーフケアin静岡で取り組みをお話させていただきました

代表理事の川村が、リブオン主催のお寺からつながるグリーフケアin静岡、僧侶のためのグリーフケア連続講座の修了式のゲストスピーカーとして幸ハウスの取り組みをお話させていただきました。

1/22からスタートして4ヶ月間、自分自身と真剣に向き合ってこられた僧侶の方々が成果発表会で語られたお言葉一言一言が胸に響きました。

グリーフは誰でも持っていて、そこと向き合うことで、相手の苦しみに本当の意味で寄り添うことができることを感じました。

こんなに素敵な僧侶の方々が静岡にいらっしゃることを知れたこと、そして繋がれたことがとても嬉しかったです。

幸ハウスでもグリーフケアの場を今後は提供していきたいので、今日出会った方々との繋がりや学びを深め続け、地域の方々のお役に立てるような幸ハウスになれるよう今後も努力を続けてまいりますのでよろしくお願いいたします。

【イベント開催】第1回 記憶のアトリエ

昨日、幸ハウスで第一回目、記憶のアトリエを開催いたしました。

20名を超える方々にご参加いただき、とても素敵な場ができました。

今回素敵な場をつくってくださった藤田さんが早速当日の様子を素敵なレポートにしてくださったのでアップいたします。

今後も記憶のアトリエを定期的に開催しようと思いますので気になるはぜひ次回ご参加ください!

【研修開催】第1回 ELNEC J コアカリキュラム看護師教育プログラム

幸ハウス富士で、ELNEC J ( End of life nursing education consortium)コアカリキュラム看護師教育プログラムを主催いたしました。

講師は幸ハウス理事であり、シャローム病院・緩和ケア病棟看護師長・緩和ケア認定看護師の大島英子先生です。

幸ハウスに関わってくださる大切な仲間5名とともに9時から17時まで二日間、エンド・オブ・ライフ・ケアに関して系統的・包括的な基本事項を事例検討やロールプレイなどを含みながら学びました。

大島先生はご自身の緩和領域での多彩な実体験を例に取り上げながら、教えてくださいました。また、心揺さぶられるような動画も持ってきてくださり、あっという間の二日間でした。私は大島先生のお人柄がとにかく大好きで、先生の患者さんへの向き合い方を心から尊敬しているので、大島先生からELNEC Jを学ぶことができてとても幸せでした。

大島先生のご厚意で、今後も定期的に、幸ハウス主催で看護師さんを対象に、このようなプログラムを開催していくことができますのでご興味がある方はぜひご参加ください!

幸ハウスの場でこういう学びを開催できる喜びを感じながら、自分の学びも深められ、とても貴重な時間でした。大島先生ありがとうございました。

【お知らせ】幸ハウスが新聞で紹介されました

幸ハウスのことが新聞に載りました。

この新聞を握って来てくださる患者さんもいらして、思いを発信する大切さをしみじみ感じています。と同時に、きちんと思いを伝える難しさも感じていて、もっと簡潔に自分がやりたいことを伝える勉強をしていきたいと思いました!

幸ハウスに来てくださった記者さんは、どの方も本当に優しくて、私の、大切にしている思いを理解しようと、何時間も私の話を聞いてくれました。次の日に戻って来てくれ、再度話を聞いてくれた記者さんもいました。

そして、一生懸命記者の方が文字にしてくれた新聞を持って、患者さんが来てくれています。

ここに、幸ハウス、記者さん、患者さん、幸ハウスという小さな循環が生まれていることを実感しました。

優しさの循環は人を幸せにしてくれます。

幸ハウスは、記者さんとだけでなく、地域の方と、このような優しさの循環を今後もたくさん生み出していきたいです。

そしてそれによって、患者さんの大切な思いを最後まで大切にできる場をみんなで作っていきたいです。

みなさま引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

RENCAGEの小西健太さんより植栽のギフト

幸ハウスに植栽が入りました。植栽を担当してくださったのは、RENCAGEの小西健太さん。

とにかく暖かくて優しくて、、、ご自身もお母様を癌で亡くされていて、幸ハウスの必要性をすごく理解してくださっている方です。わざわざ神戸から植栽持ってきてくださいました。しかも幸ハウスにぴったりのものを!!

幸ハウスに関わってくださる方はみんな、誰一人残らず優しくて人間的に惚れる方ばかりです。幸ハウスのおかげで、わたしの人生も豊かになっています。

今日1日ここで時間を過ごしましたが、ここを作るために関わってくださった、多くの方の優しさをずっと感じて、言葉にできない幸せを感じました。

おとといの水曜には患者さんが12名いらしてくださいましたが、高い天井を見上げたり、外を見ながらすごく良い場ですね、、、と幸せそうな姿を見せてくださいました。

病気や命と向き合って毎日一生懸命生きておられる患者さんが、ほっとできる空間をこれからも作っていきます。みなさん引き続きよろしくお願いいたします。

【イベント開催】2018年3月4日 幸ハウス富士 内覧会

幸ハウスは癌になって孤独や戸惑いの中にいる患者さんや家族が、気軽におとづれて、安心して話ができ、自分の力を取り戻せる場所として、2018年3月7日から週1回(毎週水曜日)オープンします。

それに先駆けて3月4日に内覧会を開催しました。

内覧会では「幸ハウスがどんなところで、どういうサポートを提供するのか」というお話と、2つの予約制のプログラムを提供させていただきました。

当日の様子

川村病院長のご挨拶

普段病院で外科医として診療されている病院長は、幸ハウスができることで、喜ばれる患者さんがたくさんいることが想像できるとお話しされました。

また、幸ハウスという名前は、院長のお母様で、幸ハウスに様々なご支援をくださった「幸子さん」というお母様のお名前からいただいたということもお話しくださり、心がほっこりしました。

幸ハウスという場所が地域で苦しんで悩んでいる人の拠り所になっていく、、、そういう未来をお話しを伺いながら想像しました。

楢さんによるナムフォト特別篇 〜写真ワークショップ

午前中、20名限定のワークショップが開催されました。このワークショップ中で、楢さんはご自身が乳がんになられたときのエピソードをお話されていましたがこの時のお話が印象的でした。

「手術後 病室から見えた、木々がハート形に見えて、嬉しくてシャッターをきり、その時、自分は本当に幸せなんだと思えた」

そのあと、写真は「今」「この瞬間」「250分の1秒」を切り取り、その時感じてるの幸せ、その人の光を写すという、写真の持つ力を教えてくれました。

また、写真を撮る時の極意として、、、 人の笑顔を引き出すには、写真を撮るほうが先に笑顔になることや、英語で写真を撮ることをshoot (ピストルで撃つ)と言うように、写真にはピストルと同じ威力があるからこそ写真を撮る相手にも、自分にも責任をもって写真をとることが大切とお話されて、参加された多くの方に写真を撮る楽しみ、写真を通して幸せを撮ることがどういうことか、素敵なメッセージを伝えてくれました。

話を聞いたあとは、実際にみんなで写真を撮りました。

お互いの笑顔や、幸ハウスで見つけた「宝物」の写真がたくさん取れたみたいなのでシェアします!!

宝物がそれぞれの人にとってみんな違うけれど、どれも素敵だな、、、、と感じ、違いがギフトであり、そのギフトが紡がれる幸ハウスでい続けたいと思いました。

そして素敵な写真をありがとうございました。

お昼、自由な時間

多様なあり方=自分らしさ。
お昼は各々の過ごし方で幸ハウスを満喫していただきました。

お昼を食べに行く人
コンビニで何かを買ってきて、幸ハウスの中で食べる人
話す時間にする人
聞く時間にする人
本を読んでいる人
「いつかしたいこと」を記入している人、
幸ハウスの木に今度誰と期待か書いて貼り付けている人、
歌を歌う人、
ギターを奏でる人、、、、、

人の数だけ、時間の過ごし方がある、、、ということを感じました。

自分らしさを大切に、、、、自分が心地よい場所、心地よい過ごし方を自分で選んで実行してみると、、、そこには、良い、悪いがなく、正しい、間違いもなく、、、あるのは自分らしさと出会える機会と自分らしさを選ぶ力。

突然自分らしさと言われても戸惑うかもしれないし不安になるかもしれない。

でもお昼をどう過ごしたい?という小さなことから、自分らしさを選ぶ練習を重ねて行くことで、大きな選択も自分でできるようになる力をつけて行くことができるようになる。

 

幸ハウスは自分らしく過ごす場所。
大切にしている思いを大切にできる場所。

みなさん、ご参加いただきましてありがとうございます!!

緒方聖子さんより素敵なグラスのギフト

緒方聖子さんから、素敵なグラスがプレゼントされました。美味しそうなお菓子と素敵なカードが入っていて、朝から聖子さんの優しさで心が満たされました。

なぜ心が満たされたのか??

理由はたくさんあると思いますが、一番大きな理由は、聖子さんのギフトの背景に、「あなたの大切にしたい思いを応援しますよ」という優しい気持ちを感じたからです。

自分が大切にしたい思いを一緒に大切にしてもらえることで大きな力をもらえることを体験しました。

幸ハウスは聖子さんが私にしてくれたように、どんな人のどんな思いも大切にする場です。

3月7日からのオープンに向けて準備頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします