7月7日、8日、幸ハウスで、ELNEC-J(The End-of-Life Nursing Education Consortium-Japan)の研修会を開催いたしました。
ELNEC-Jとは質の高いサポートを緩和ケアを必要とする人や、人生の終焉にある患者と家族に提供するために作られた研修で終末期の医療に関わる看護師さんには必須とされる知識習得のための教育プログラムです。
今回、幸ハウスで、質の高いエンドオブライフケアを提供するための医療、および、地域を作るためのプログラムであるELNEC-Jを開催できたことは大変喜ばしいことでした。
第2回目に当たる、今回は、12名の看護師さんが参加してくださいました。みなさんで、二日間に渡り、シャローム病院の看護師長さんで、幸ハウスの理事をしてくださっている大島英子先生から、痛みや症状のマネジメント、倫理的問題など、患者さんとご家族に必要なケアを包括的に学習させていただきました。
一般病棟、外来、緩和ケア病棟、地域など、様々な場所で活動する看護師さんが幸ハウスで開催されたこの研修に参加してくださり、みなさんで共に学べ、情報交換や新たなネットワークを得る機会にもなりました。
次回の開催は10月27日、28日、9時から17時です。
募集人数は、12名と参加できる人数は少ないのですが、その分、みなさんとすごく仲良くなれ、先生とも密な意見交換が可能な研修会となっています。
講師の大島英子先生は、20年以上にわたり、緩和医療に関わってこられた、大ベテランの看護師さんです。知識、経験のみならず、お人柄も素晴らしくて、私が心から尊敬できる看護師さんで、大島先生から学べるということもこの研修の大きな利点だと思っています。
お忙しいと思いますが、癌に関わるお仕事をされている方は絶対、この研修を受けることで、大きな学びや成長を得ることができると感じています。
ご興味ある方はメッセージをいただければ、研修の詳細を送らせていただいます。(ちなみにお値段は2日間で12000円です)
ご検討いただければ幸いです。